「パソコンやサーバーが壊れても仕分けデータは大丈夫!」クラウド会計ソフトを利用してよかった事例。

どうしよう、突然パソコンが起動しなくなった!

代表者と親族数人で運営している小さな会社を経営していたOさんから、「突然PCが起動しなくなった!昨日まで入力していた仕分けデータはどうなってますか?」という連絡を受けました。

昔からよく利用されているPCやサーバーにインストールするタイプの会計ソフトだったら大変なのことになったのかもしれません。

しかし、Oさんは運がよかったことに、1年ぐらい前からうちの事務所の勧めで、クラウド会計ソフトに切り替えていました。

Oさんは、「領収書や請求書などの原始証憑が残っているので、PCを新しく買って、期首からさかのぼって、もう一度最初から仕分けを入力することも可能ではあるけれど」といっていました。

PCが壊れたと確信した時、おそらくOさんは、やり直しを覚悟したのでしょう。

しかし、そこは大丈夫。自信をもって答えました。

「仕訳データは、クラウドで保存されているので、インターネットにつながる環境とブラウザさえ使えれば、新しく買ったPCでも、直前まで入力した仕分けが保存されています。」


クラウドでデータを保存するメリット。

クラウド会計ソフトを利用すると、会計ソフトそのものはもちろんのこと、仕訳データや原始証憑の写真データ、帳簿や勘定科目などの初期設定、すべてがクラウドで保存することができます。

つまりは、特定のPCという機械に縛られることなく、会計や経理の仕事ができるようになることを意味します。

たとえば、自宅に帰って会計や経理の仕事をするときにも、会社からPCを持ち帰る必要はなく、自宅のPCでもIDとパスワードを使えば、会社と同じように仕事をすることができるようになります。

もちろん、スマホのデザリングなどでモバイル回線が用意できれば、出張先や取引先近くのカフェなどの出先であっても同じように仕事をすることができます。


クラウド会計ソフトをつかって、IDとパスワードの管理をきちんとしていれば、経理にテレワークをさせるといった使い方もできるようになります。

しかも、経理が自宅でテレワークをしながら入力した仕訳データは、瞬時に会社のPCでも確認することができるようになります。

自宅にいる経理と、電話やテレビ会議システムなどを使って話をしながら作業を進めることもできます。


クラウド会計ソフトは、特定のPCにインストールするタイプの会計ソフトではなかなかできなかった、自由な働き方を選ぶことができるシステムになっています。

経理や会計という仕事にとっては、いろいろとメリットの多いクラウドというシステム。そしてそのクラウドというシステムを経理や会計という仕事で最大限に活用しようという仕組みが、クラウド会計ソフトです。

特定のPCを必要としない、クラウド会計ソフトの利用を検討してみてはいかがでしょうか?

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